加齢と共に、体型は変化していきます。
腰が曲がったり、お腹が出たり、肌がたるんだりと目に見えてわかる変化に、「昔のほうが良かった」と思う人もいるでしょう。

年を重ねると見た目が変わるのは自然の摂理であり避けられません。しかし、原因を知り、生活を見直すことで変化のスピードを緩やかにすることはできます。

加齢と共に基礎代謝量は減少します。基礎代謝とは体や臓器を動かすために必要なエネルギーのことで、何もしなくても燃焼します。
この基礎代謝量が年を重ねるうちに減ることで、消費エネルギーが少なくなります。

基礎代謝量が減ると、以前と同じ量を食べてもエネルギーは体に溜まります。溜まったエネルギーは脂肪となりますが、年を重ねると皮下脂肪ではなく内臓脂肪に変化します。
年を取るとお腹が出るといいますが、それは内蔵に多く脂肪が付いているからです。

体型が変わると、一気に年を重ねたように見えてしまいます。若々しくいるためには、体型を維持することが大切です。

一番効果的なのは基礎代謝量を上げることです。
筋肉は脂肪よりエネルギーを消費するので、運動で筋肉量を増やすことで基礎代謝がアップします。激しい運動でなく、継続して動くことが大切なので、運動が苦手な人はまずウォーキングからチャレンジしましょう。

また、サウナやハーブ蒸しでたくさん汗をかくことも基礎代謝を上げる方法として効果的です。汗をかくことで細胞が正常にサイクルし、基礎代謝を上げることができます。